ネパール チトワン国立公園に行ってきました。

チトワン国立公園に行ってきました。

チトワン国立公園

ナラニヤ県チトワン郡にあるネパール初の国立公園です。チトワン南部の広大な地域は、開拓で急速に失われた豊かな自然を保護するために、1962年にネパール最初の野生動物保護区に、1973年に初の国立公園に指定、1984年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。タライ地方随一の観光地として国内外から多くの観光客が訪れています。

アクセス

基本バスを使っての移動になります。以前はカトマンズのKanti Pathという道沿いに止まっていたのですが、最近は乗り場が変わりました。カトマンズのタメル地区の北に位置するSorhakhutteという交差点があります。そこからポカラやチトワン行きのバスが出ています。(※事前にチケットを購入しておくのが良いでしょう)

ルートは一つしかありません。カトマンズ⇒ムグリン(ポカラへのルートとタライへのルートの分かれ道)⇒バラトプル⇒ソウラハ村(チトワンのメイン観光地)となります。このルートはインドからネパールへの主要な輸送ルート名のですが、一車線の山道で舗装の状態もよくありません。とりわけムグリンまでの道は最悪です。事故や故障者があれば、すぐにバスとトラックの長蛇の列ができます。7時に出発し、2回の休憩をはさみ、何事もなければ昼の12時から1時には現地に着きます。今まで4回ほど出かけて何もなかったことはありませんが・・・。15時ぐらいに着く心積もりをしておいた方が良いと思います。景色はカトマンズから離れるごとに自然が豊かになり、癒されると思います。

　渋滞中…

　各地につり橋があります。対岸に住んでいる住民の重要な交通ルートです。

ホテル

ソウラハ村には沢山のホテルがあります。ピンからキリまで。基本、ホテルを現地の旅行代理店から予約しますが、ホテル + 食事 + アクティビティ がセットになっているものをお勧めします。少し前の値段ですが、2泊3日で食事・アクティビティ込みで$140でした。バス代も往復Rs1,500前後だったと思うので、2万円あればお土産なども含め旅行を楽しめるでしょうか。

私たちはRoyal Park Hotelに泊まりました。とても快適でした。以前止まった安いホテルは部屋が古く、蚊やトカゲがベットの周りに沢山いて、エアコンがなく…大変な思いをしました。それと比べると最高でした。

Royal Park Hotel

部屋です。

部屋はとてもきれでACも完備しています。シャワーはお湯もちゃんと出ます。ネパールで泊まったホテルの中では最も快適な部屋の一つでした。

庭です。

敷地面積が広く、小さな森の中に部屋が点在している感じです。プールもあり、リゾート気分が楽しめます。

レストランです。

レストランはビュッフェスタイルです。ドリンクは追加料金になります。夜はネパール料理でしたが、外国人に合わせてか、辛さも控えめで美味しかったです。

アクティビティ

カヌー

朝食をすました後、カヌーに乗って川を下ります。水鳥やワニを見る事ができます。また、エレファント ライド中の他の観光客とも出会うことができます。朝なので暑くもなく気持ちい良いひと時を堪能できます。

ワニはたいてい見る事ができます。人を襲うタイプと襲わない(魚を食べる)タイプといるようです。写真のワニは襲うタイプです。おなか一杯になると2週間ぐらい寝ているワニもいるとガイドさんが言っていました。

ジャングルウォーク

カヌーで川の対岸に渡り、ガイドと一緒にジャングルの中を散策します。サル、シカ、モグラ、サイなどを見る事ができるかもしれません。動物園ではないので見れない時もあります。かなり歩いた記憶がありますが、おすすめです。ジャングルの中なので、草や枝をかき分けて進んだり、ヒルがいつの間にか服や足に入っていたりと、多少の危険もあるので、長袖を着用することをお勧めします。

カルチャーセンター

タルー族の民族衣装を着た男女が民族舞踊を披露してくれます。まあ、一度見たらいいかなと思うものですが、一生懸命踊って歌っているタルーの方たちに、癒されます。最後は舞台に上がって一緒に踊ることもできますよ。個人的には歌い手の男性が必見です！！

エレファント ライド

チトワンの一つの目玉だと思います。像に載って一時間前後、ジャングルを散策します。サイやシカを見る事ができます。

　サイの親子に出会いました。野生のものは初めてみました。

ネパールに来られた方は、行かれることをお勧め致します。ここでしか味わえない大自然や文化をぜひ体験してください。